Procrastination is a sinは、直訳すれば、先送り(優柔不断、引き延ばし)は罪、要は、今日やれることは今日やれという人生の至言です。人間はいつ死ぬのか分からないのだから、死の床で人生に悔いが残らないように、できることはできるだけその日のうちにやっておいた方が良いという事を言っています。例えば、毎週楽しみにしている漫画があったとして、続きが待ち遠しくならないように、何話分もためてから読む人がいますが、その引き延ばしの間に、自分が天に召される可能性もあるということを決して忘れてはいけません。臨終の床で、あれもやっておけばよかったこれもやっておけばよかったと、後悔することがないようにできることはなるたけさっさとやっておきましょう。人は、一日一日を精一杯生きるべきなのです。
Procrastination is the thief of time. (先送りは人生の無駄)
例えば、身体に何か重大な異変を感じた時に、今ではなく、明日病院へ行けばいいやという考えが、時として致命的になることがあります。受験勉強にしても、明日から頑張る!という言葉を、受験日まで言い続ける人もいます。明日からじゃなく、今から頑張れよと言ってやりたいです。昔の友達に、明日から本気出すと言い続けていた奴がいましたが、結局、そいつの本気を見たことは、残念ながら一度もありませんでした。明日からやると言う奴のほとんどは、有言不実行に終わります。
南北戦争でアメリカ分裂を救った共和党初の大統領であるAbraham Lincoln (エイブラハム・リンカーン)大統領は、かつて、こう言っています。
“You cannot escape the responsibility of tomorrow by evading it today.”
itは、responsibilityのことで、今日責任を果たさなければ、明日その責任を果たさなければならなくなるという意味で、つまり、今日やれることは今日やるという意味になります。
また、Mark Twain(マーク・トウェイン)氏は、かつて、こう言っています。
“Never put off till tomorrow what may be done day after tomorrow just as well.”
明後日へ先送りできそうなことであっても、今日やってしまうべきだ。どちらも、問題の先送りはよくないということを、声高に訴えている、人生の格言です。
多くの共和党員たちが、トランプ大統領に対して、CRではなく、2018年度の予算案を通過させるよう尽力すべきだと忠告したのですが、残念ながら、民主党と徒党を組んで、楽な逃げ道へとばっくれて、問題を先送りし続けてしまいました。これこそが、まさに、今回の教訓の真逆を行ってしまった悪例です。
トランプ氏は、DACAで保護された不法移民達に恩赦を与えることに対し、南部国境の壁の予算とは紐付けしないと、民主党代表等と密約を交わしていたのですが、フォックスニュースのショーン・ハニティー氏に、壁建設予算の見返りなしにドリーマー達に恩赦を与えたら再選はないと諭さトランプ氏は、DACAで保護された不法移民達に恩赦を与えることに対し、南部国境の壁の予算とは紐付けしないと、民主党代表等と密約を交わしていたのですが、フォックスニュースのショーン・ハニティー氏に、壁建設予算の見返りなしにドリーマー達に恩赦を与えたら再選はないと諭さ落着したように見えたのですが、結局は、ドリーマー(不法移民)に対し、何の見返りも無しで恩赦を与えざるを得ない状況に追い込まれ、恐らく、70万人〜80万人のドリーマーだけではなく、彼らの親兄弟親戚一同、エルサルバドル、ハイチ、ソマリア等の国からの暫定難民を含めた、1986年の悪名高い、レーガン大統領による300万人もの不法移民への恩赦に匹敵する規模の恩赦になりそうだと、かなり悲観している保守派もいます。