procrastination is a sin(今やれることは今やる)

Procrastination is a sinは、直訳すれば、先送り(優柔不断、引き延ばし)は罪、要は、今日やれることは今日やれという人生の至言です。人間はいつ死ぬのか分からないのだから、人生に悔いが残らないように、できることはできるだけ、その日のうちにやっておいた方が良いという事を言っています。例えば、毎週楽しみにしている漫画があったとして、続きが待ち遠しくならないように、何話分もためてから読む人がいますが、その引き延ばしの間に、自分が天に召される可能性もあるということを、決して忘れてはいけません。臨終の床で、あれもやっておけばよかった、これもやっておけばよかったと、後悔することがないように、できることはなるたけさっさとやっておきましょう。人は、一日一日を精一杯生きなければなりません。

Procrastination is the thief of time. (先送りは人生の無駄)

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kick the can down the roadにも、procrastinationと同じ意味があり、こっちの方は、主に政治の世界でよく使われているイディオムです。Procrastination is a bad habit.という言い方もあります。Don’t put off till tomorrow what you can do today. (今日できる事を明日に引き延ばすな)という諺がある一方で、Never do today what you can put off till tomorrow. (明日に後回しできる事を今日やるな)という迷言もありますが、Poor thinking is futile. (下手な考え休むに似たり)です。問題は、時間が解決してくれるという人もいますが、時間と共に問題が大きくなっていくのが常で、There’s no time like the present. (思い立ったが吉日)という諺があるように、今やれることは、とにかく今やるべきなのです。例えば、身体に何か重大な異変を感じた時に、今ではなく、明日病院へ行けばいいやという考えが、時として致命的になることがあります。受験勉強にしても、明日から頑張る!という言葉を、受験日まで言い続ける人もいます。明日からじゃなく、今から頑張れよと言ってやりたいです。昔の友達に、明日から本気出すと言い続けていた奴がいましたが、結局、そいつの本気を見たことは、残念ながら一度もありませんでした。明日からやると言う奴のほとんどは、有言不実行な奴です。

Abraham Lincoln (エイブラハム・リンカーン)大統領は、かつて、こう言っています。

“You cannot escape the responsibility of tomorrow by evading it today.”

itは、responsibilityのことで、今日責任を果たさなければ、明日その責任を果たさなければならなくなるという意味で、つまり、今日やれることは今日やるという意味になります。

また、Mark Twain(マーク・トウェイン)氏は、かつて、こう言っています。

“Never put off till tomorrow what may be done day after tomorrow just as well.”

明後日へ先送りできそうなことであっても、今日やってしまうべきだ。どちらも、問題の先送りはよくないということを、声高に訴えている、人生の格言です。

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今やれることは今やるというこの名言の良い教訓が、今の米国のゴタゴタです。政府の一時的予算案(CR=Continuing Resolution=継続予算決議案)が議会を通過しなければ、一部の政府機関が閉鎖するという、毎度お馴染みの茶番劇のことですが、これは、上院で60票の賛成票が必要なことに起因していて、CRを通すには、9票の民主党票が必要であるという事です。年末に何とか通過したCRが、1月19日に期限を迎えることで、それまでに、新たなstopgap(一時しのぎのCR)が、トランプ大統領によって署名されなければ、一部の政府機能が麻痺します。ここで問題無のは、bipartisan deal(両党合意案)が議会を通過したとしても、トランプ大統領がこの合意案をveto(拒否権行使)すれば、恐らく、全米の国立公園が真っ先に閉鎖されます。

多くの共和党員たちが、トランプ大統領に対して、CRではなく、2018年度の予算案を通過させるよう尽力すべきだと忠告したのですが、残念ながら、民主党と徒党を組んで、楽な逃げ道へとばっくれて、問題を先送りし続けてしまいました。トランプ氏は、DACAで保護された不法移民達に恩赦を与えることに対し、南部国境の壁の予算とは紐付けしないと、民主党代表等と密約を交わしていたのですが、フォックスニュースのショーン・ハニティー氏に、壁建設予算の見返りなしに、ドリーマー達に恩赦を与えたら再選はないと脅され、この密約を反故にして一件落着したように見えました、ところが、結局は、ドリーマー(不法移民)に対し、何の見返りも無しで、恩赦を与えざるを得ない状況に追い込まれ、恐らく、70万人~80万人のドリーマだけではなく、彼らの親兄弟親戚一同、エルサルバドル、ハイチ、ソマリア等の国からの暫定難民を含めた、1986年の悪名高い、レーガン大統領による300万人もの不法移民への恩赦に匹敵する規模の恩赦になりそうだと、かなり悲観している保守派もいます。最も、それは、トランプ大統領の愛娘のイバンカさんが望んでいることなので、トランプ大統領には、win-winなのかもしれません。一部の間で、トランプ大統領は、民主党が中間選挙で圧勝した折、氏を弾劾しない見返りとして、民主党が議会で通した法案を全て無条件に署名するという密約を交わしているという陰謀論まで存在しています。今回のDACA dealが試金石と言えます。

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